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鴨居玲展 踊り候え展

 


東京駅にあるステーションギャラリーに
「鴨居玲展 踊り候え展」を観に行ってきました。

自ら命を絶って30年。

不思議だったのは鴨居玲の思念のようなものが過去の作品にはどこか薄いこと。
過去の作品の素晴らしさはとてもわかりやすいのに。

そして晩年になるにつれ色濃くなる命の存在。
誰かやなにかを描くことより自分を描くことで剥がされたかさぶたの鮮血。

それが息苦しいほどの彼なのだ。

この展覧会を貫く鴨居玲が「ここにもういない」感覚は
鴨居玲が自ら葛藤の中選んだ死であってもこの現実への未練のなさを感じる。

押しつぶされた時計。
過去が今、まだどこかに存在しているというような事実。

鴨居玲展 踊り候え展 
7月20日まで。

**

そしてどうしても不思議な構図の絵があった。
違うことを書きたかったんだろうなと想像したりしてた。

その描かれていない場所になにをおもって
そこにそのひとをそう描いたんだろう。
展示の配置の妙もあって、そのトリックにぞくっとしてしまった。

レンガの壁も素敵で。




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